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お知らせ

12/12開催のclj_nakano#2では仕様第一版とその実装を紹介し、仕様第二版はclj_nakano#3で扱いたいと考えております。

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situated-program-challenge

Rich HickeyのClojure/Conj2017キーノートの考察として、外界の変化を言語ごとにどれだけ上手く扱えるか比較する

Situated Programに求められる要件

• 複数のシステムから構成されていること
• 他者によって書かれたライブラリを含んでいること
• データベースを使用していること
• 時間の経過とともに変わる要件に柔軟に対応できること

リポジトリ管理

• 本リポジトリを自分のアカウントにフォークし、選択した言語で実装し、ソースコードをコミットする。
• 本リポジトリにプルリクをする必要はなく、発表時はフォークしたリポジトリを用いる。

初期仕様

• version1 gitブランチに保持すること

システム１ RESTサーバ

• 本リポジトリ内で定義された swagger-spec-v1.json に基づいたエンドポイントを持つ。
• HTTPリクエストを処理し、レスポンスを返す。
• POSTデータをPostgreSQLに格納し、GETリクエストはPostgreSQLから読み出す。
• テーブルスキーマは本プロジェクト内で psql-v1.sql として定義されている。

システム２ RESTクライアント

• コマンドラインプログラムであり、サーバURL, コマンド, 引数をとり、標準出力にデータを表示し、終了する。

• イメージ

  java -jar situated-program-scala.jar http://localhost:3000/person POST key1=value1 key2=value2
  

• システム１と通信し、RESTful POST/GETエンドポイントを呼び出す。

• 本システムは、POSTとGETという２つのコマンドをコマンドライン引数にとる。

• POSTコマンドは、コマンドライン引数から与えられたデータをPOSTで送信する。

• GETはシステム１からデータを取得し、標準出力に表示する。

PostgresSQLデータベース

• PostgresSQLを起動するdocker-compose.ymlが本リポジトリで提供されているので、それを利用してサーバを起動する。
• PSQLは所与の環境として考え、比較の対象外である。

仕様変更

バージョン2変更点

• オンライン上でのミートアップもサポートするため、online-venue(オンライン会場)エンティティが追加された。
  • /groups/{group-id}/online-venuesエンドポイントが新設され、GET, POSTメソッドが追加された。
• バージョン1から存在したvenue(会場)と、オンライン会場は、ミートアップに両方とも紐付けて共存することができる。（会場からの中継を想定）
• venuesデータベーステーブルに、下記のカラムが追加された。
  • venue_type ... PostgreSQLのEnumタイプ。取りうる値はphysicalかonline。既存のデータはマイグレーション時にphysicalに設定される。
  • url ... オンライン会場用のURLを格納する。

実装

• version2 gitブランチに保持すること

RESTエンドポイントの変更

• 本リポジトリ内で定義された swagger-spec-v2.json に合わせ、エンドポイントを修正する。

DBスキーマの変更

• スキーマ変更を反映させるためには、下記コマンドを実行。

lein migratus up 20180115065446

評価ポイント

• 初期仕様におけるコードサイズ
  • サードパーティライブラリを最大限活用して、自前で書くコードを最小限に抑える
• 仕様変更にかかる変更量を、version1 version2 ブランチ間のdiffファイルサイズで判定
• 開発者にとって修正のやりさすさ、変更のわかりやすさも主観的に判定

開発環境

• docker, docker-compose
  • MacOS: https://docs.docker.com/docker-for-mac/install/
  • Windows: https://docs.docker.com/docker-for-windows/install/
  • Linux:　https://github.com/docker/compose/releases
• 自分の選択した言語に必要な開発環境は追記してください。
  • dockerを使う必要はありません。

Postgresqlサーバの起動

docker-compose up 

• Daemonとして走らせたい場合は -d オプションを追加。
• 5432番ポートでソケットを開いているので、ホストOSのpsql、または他のSQLツールで接続可能。
• 接続情報は docker-compose.yml を参照のこと。
• Dockerからpsqlを利用することも可能。

docker run -it -e PGPASSWORD=password123 -v $PWD:/project postgres:9.6 psql -U meetup -h docker.for.mac.localhost meetup

DBスキーマの設定

• 仕様バージョン1のスキーマを設定するには、下記コマンドを実行。
• Java9で動作しない問題があったが、migratusを1.0.3にバージョンアップし、問題が解消されていることを確認した。

lein migratus up 20171204200333

• 仕様バージョン2のスキーマにアップグレードするには、下記コマンドを実行。

lein migratus migrate

swagger.jsonの使用方法

• swagger editorでswagger-spec-v1.jsonを開く。
• スペックをUIで確認。
• Swagger codegenでコード生成することも可能だが、必ずしもコードのクオリティが高くないので、見極めが必要。